大祭と紅葉

平林寺の春と秋

平林寺半僧坊大祭 4月17日

春を告げる大祭

半僧坊(はんそうぼう)とは、天狗の姿に似た山の守り神です。家内安全、厄災消除、諸願満足など、現世の利益を叶える「はんそうさま」として地元の人々の厚い信仰を集めてきました。
その霊験あらたかなご利益をいただく平林寺半僧坊大祭(はんそうぼうたいさい)は、毎年4月17日に行われます。平林寺の半僧門(はんそうもん)はこの日に限り開門され、通行自由となります。

半僧坊縁起

半僧坊は臨済宗奥山方広寺(おくやまほうこうじ・静岡県浜松市)の奥山半僧坊大権現(だいごんげん 仏や菩薩が衆生を救うため姿を変えて地上に降りてきた神)が起源です。半僧坊大権現は鎌倉建長寺にも祀られており、平林寺半僧坊は建長寺より明治二十七年(1894)に分霊されました。方広寺、建長寺、平林寺は三大半僧坊として全国に知られ、各寺院では年に1度の大祭が催されます。
平林寺境内の半僧坊感応殿(はんそうぼうかんのうでん)を参詣すると、殿内の奥に法衣をまとい袈裟をかけた一対の鴉天狗の平林寺半僧坊を見ることができます。

半僧坊大祭会場案内

※会場内は禁煙です

平林寺半僧坊大祭全体図
①平林寺境内開放エリア〔青・ピンク〕
総門・半僧門とも開門10:00閉門15:00
入山料なし、境内は飲食禁止です
※〔ピンク〕13:00〜14:30の立入不可
稚児家族専用観覧エリアとなります
②半僧坊感応殿
10:00〜13:00 半僧坊大祭限定御朱印頒布
おふだ頒布、いずれも有料
14:20〜14:45 半僧坊大祭祈祷法要
③露店出店・飲食できるエリア〔黄〕
10:00〜15:30 露店営業
飲食は露店のある路上のみ可能です
露店に関するお問い合わせ
048-424-4686 新座市シティプロモーション課
④【睡足軒の森(すいそくけんのもり)】
10:00〜15:00 散策路開放(一部のみ)
10:00〜 市民呈茶(数量限定)
園内は飲食禁止です
「睡足軒の森」に関するお問い合わせ
048-481-0177 新座市れきしてらす

周辺案内

❶ひるねの森 竹映:売店・軽食
10:00〜15:00 通常営業
駐車場利用不可(大祭関係専用駐車場)
❷さか重:そば・うどん
11:30〜14:00 通常営業

おねり(祭礼行列)と祈祷法要

午後2時、大鐘の音を合図に稚児・寺院世話人・楽師・僧侶による華やかなおねり(お練り 祭礼行列)が境内を出発します。おねりは仏殿、山門、総門を通過し、歩行者天国の大門通りを練り歩きます。
そして半僧門をくぐって再び境内に入ると、参道を通り半僧坊感応殿に入堂。殿内では、僧侶が世界の平和と人々の幸せを願い祈祷法要を厳修します。大般若経600巻の転読と読経による法要を終えると、おねりは来た道を戻ってふたたび練り歩き大祭は厳かに締めくくられます。

平林寺境内林 紅葉見ごろのめやす
いつ どこ なに
13:00 仏殿前
〔ピンク〕
一般立入不可(稚児家族専用観覧エリア)
仏殿へのお参りはできます
14:00 仏殿
(右側)
おねり出発(いき)
仏殿→山門→総門→半僧門→半僧坊感応殿
14:20 半僧坊
感応殿
僧侶による祈祷法要(大般若経転読)
14:45 半僧坊
感応殿
法要終了のち
おねり出発(かえり)
半僧坊感応殿→半僧門→総門→山門→仏殿
15:00 仏殿
(左側)
おねり退場
平林寺半僧坊大祭終了

〔観覧・撮影の注意事項〕

  • ・安全のため、順路に張られたロープの外側より立ち見にて観覧ください
  • ・撮影は手持ちでお願いします。一脚、三脚、自撮り棒、踏み台等の使用は禁止します
  • ・敷物、折りたたみイス、三脚等での場所取り、観覧中の使用は禁止します
  • ・上記時間はめやすです。天候や状況により多少の前後があります
半僧坊大祭 イメージ
半僧坊大祭 イメージ
半僧坊大祭 イメージ

平林寺の紅葉 11月20日~12月10日

平林寺境内林 紅葉見ごろのめやす

雑木林を彩る紅葉

平林寺の紅葉は赤、黄、緑の彩りの美しさが特徴です。伽藍を取り囲む雑木林に、モミジは赤、クヌギやコナラは黄に色づいて、濃緑のマツが禅宗寺院の趣を湛えます。

〔平林寺紅葉の見頃〕

【前期 11月下旬〜】

エリア
境内の伽藍周辺
特徴
総門をはじめとする茅葺屋根の伽藍が鮮やかな紅葉に彩られます。半僧坊感応殿と放生池周辺のモミジは西陽を浴びて、水面の景色も輝きます。

【後期 12月上旬〜】

エリア
境内林(雑木林)、睡足軒の森
特徴
約2kmの散策路は、鮮やかなイロハモミジと黄金のクヌギやコナラで錦秋に染まります。移ろう風情をたのしみながら散策ください。
  • ・紅葉の見頃は2回あります。来山予定の参考にしてください
  • ・色づきはその年の気候条件や樹木の健康状態によって異なります
  • ・色づき予報や、情報の更新はおこないません
  • ・お電話でのお問い合わせはお受けしません

〔注意事項〕

  • ・御朱印は休止いたします御朱印
  • ・弁当軽食類、酒類の飲食は禁止です(通年)
  • ・ブルーシート他の敷物類はお使いになれません(通年)
  • ・写生は1カ所を占有するため禁止としています(通年)
  • ・来山者用の駐車場はありません(通年)駐車場
  • ・門前および歩道への駐輪は固くお断りします(通年)駐輪場

〔境内での撮影〕

静粛な拝観、散策のため、以下の撮影は禁止しています

  • ・撮影用専門機材(一脚三脚、レフ板ライト等)、小道具類(装飾装身グッズ)の使用
  • ・衣装やコスチュームの着用
  • ・モデルやカメラマンの同伴
  • ・撮影会等の開催
  • ・伽藍や紅葉に触れたり、柵やベンチに登る行為
  • ・静粛な拝観、散策を妨げる撮影
  • ・その他、弊寺により境内の風致を乱すと判断されるもの